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サロンセラピストブログ

婦人科健診してますか。女性ホルモン様作用のある精油とのかかわり方。

カテゴリー:ハーブ、アロマ、精油

毎年受けている婦人科健診。子宮がん健診と乳がん健診です。

初めは抵抗を感じた健診ですが、いくつか受ける場所を変えて、今では、最適と感じられる場所で受けています。これはすごく大事なことですよね。ただでなくても、負担の多い健診です。足が遠のかないためにも工夫は必要です。

私が毎年通うのは、仏子駅から電車で18分の所沢駅。歩いて3~4分の健診クリニックです。清潔感があって、健診着も機能的で丁寧で、曜日によって女性の医師希望も可能です。何より、乳腺超音波エコーを選ぶことができるのが、最大のポイントです。

何年も前に2~3度マンモグラフィーを受けましたが、私には痛くて負担も大きかったです。でも、それで憂鬱になったり足が遠のくのはもっとよくないですよね。

もちろん、年代や症状により乳腺超音波だけではなく、マンモグラフィーの方がいい場合や両側面からよく見てもらう必要がある時には別の話となりますが。

幸い、主人の会社の保険組合で健診施設が選べたので、乳腺超音波のある健診クリニックにしているところです。最後にりんごジュースをいただいて!特定健診もするので朝ごはん抜きだから助かります。そのあとはお楽しみで一人でお茶をしたり買い物をしたりして帰るのがいつものパターン。私にとっては、負担の無い健診となっているんですよ。

 

ここからは、女性特有の疾病とアロマテラピーのお話

アロマテラピーを勉強した人なら一度は聞く、精油のもつ性質の一つに「女性ホルモン様作用のある精油」と言う言葉があります。

女性ホルモンに似た働きをする精油のことです。

女性ホルモンって?

女性ホルモンは2種類あり、

・エストロゲン(卵胞ホルモン)・・・女性らしさをつくるホルモン。髪や肌にツヤや潤いを与え、脂質バランスを整えたり、骨や血管をまもったりしています。

・プロゲステロン(黄体ホルモン)・・・排卵後、子宮内の環境を整えたり、妊娠を維持するホルモン。身体に水分を蓄え、血流量もアップさせ、体温を高めます。

の2つですが、ここで言う女性ホルモンはエストロゲンの方を指します。

 

女性ホルモン様精油は、このエストロゲンに似た働きをすることから、生理痛や更年期のホルモンバランスの乱れや減少による不調をゆるやかに整え改善する上で大きな期待を寄せる精油です。

しかし、女性特有の疾病で乳腺炎、乳がん、子宮体がん、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮ポリープなど原因の一つにエストロゲン過多、依存が考えられる疾患の場合やホルモン療法中、禁忌となる避けなくてはいけない精油となります。

この精油の線引きが難しく、書籍においても様々書かれています。

クラリーセージ、サイプレス、フェンネル、スターアニスなど。

サロンでは、上記精油は現時点ではどれも使用していません。クラリーセージやサイプレス嫌いではないですが、消極的選択です。以前自分にポリープができたことがあり、お客様がもしその精油を選んだ時、ドキドキしながらのアロマトリートメントは良くありませんし、他にいい香りの精油はたくさんありますので。しかし今後の使用は未知数ですよ。

女性ホルモン様作用はなくても、

女性ホルモンバランスを整える精油というのは別にあり、これも書籍いろいろ分かれるところですが、

ゼラニウム、イランイラン、ジャーマンカモミール、ネロリ、スイートマージョラム、ローズウッド、などなど組み合わせでも広がります。

香りは、その日の気分や状態によっても好みが変わります。知らない間に自分に必要な精油を香りで選んだりします。

人は、自分の身体にとって、いるものか、いらないものか、ニオイを嗅いで判断したりします。

薬理的な情報で精油を選ぶこともありますが、いくつか選んだ中から組み合わせで香りを嗅いでいただいて

その時のベストなブレンドを考えていきますね。

 

 

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