info@salon-manuka.com

サロンセラピストブログ

自宅でハーブ&アロマを楽しもうNo.3 モイストポプリのレシピ。精油を使わないのにとってもいい香り。

カテゴリー:ハーブ、アロマ、精油

 

自宅でハーブ&アロマを楽しもう第三弾は、モイストポプリをつくってみませんか。

モイストポプリとは、生の花びらやハーブを塩でサンドしながら作るポプリです。塩と色とりどりの花びらできれな層ができて、熟成中も飾って楽しめます。

季節の香りの花でつくることが出来ます。これから咲くバラの花びらを少しずつ塩でサンドしていくのも楽しみです。

上の写真は、以前小学校の家庭教育学級のアロマ講座で作った時のものです。バラ農園に100本以上のバラを注文して作りました。バラの花びらをはがして塩でサンドしていく華やかな講座でしたよ。出来上がったものは、一か月位は層を楽しんで、その後は、混ぜながら熟成させていきます。4~5年が過ぎても瓶のふたを開けたらとても良い香りがしました。

年数が過ぎると徐々に花の色があせてさびしくなるので、庭で咲いたバラをつるしてドライフラワーにして、きれいな色を継ぎ足しています。

 

 

香りのよい花なら、花や葉っぱと塩だけでも、すてきなモイストポプリが出来ます。香りが薄くなったら、手軽に好みのアロマ精油をたらして、さらに熟成させるのもいいと思います。

塩と花びらや葉っぱがあれば手軽に作れます。香りがあまりなくても、ビオラなんかもカラフルでかわいいですよね。

 

≪簡単モイストポプリと、本格モイストポプリの作り方≫

【簡単モイストポプリをつくってみよう!】

(材料)

粗塩/ 花びらや葉っぱ/ 清潔なガラス瓶やガラスのコップ

(作り方)

1. ガラス瓶の底に粗塩を1センチくらい入れる。(底が見えなくなるように)

2. 1.の塩の上に花びらを1センチくらいのせる。

3. 2.の花びらの上に塩をまたのせて、次に花びら、また塩と交互になるようにして最後は塩が一番上にくるようにして完成。

*そのままきれいな層を一か月位楽しんだ後、塩と花びらをかき混ぜて熟成させてください。お好みで精油をたらして香りをプラスしたり自由に楽しんで下さいね。

*粗塩と花びらなので、バスソルトとしても楽しめますよ。花びらが湯船できれいです。その後の掃除は少し大変ですが目の細かいネットや、お茶パックに入れると掃除は楽になります。

*塩の粒は少し大きなものもあります。お好みで選んで下さい。

 

【スパイスも入れてちょっとリッチな香りの本格モイストポプリを作ってみよう!】

(材料)

バラの花びら/1カップ    粗塩/ 1/ 2 カップ ラベンダー/大さじ2 オールスパイスパウダー/小さじ1 ホールクローブ/小さじ1 オリスルート/小さじ1 ベンゾイン(安息香)/小さじ1 黒砂糖/小さじ1 ブランデー/少々

(作り方)

1. 簡単モイストポプリの3.の完成して10日ほど置いたもの(なるべく日が当たらない場所で飾る)を良く混ぜる。

2. 1.にドライのラベンダー、乳鉢で砕いたクローブを入れて良く混ぜる。

3. 2.にオールスパイス、オリスルート、砕いた安息香、黒砂糖などの保留剤をいれる。

4. 3.にブランデーを振り入れ、全体を良く混ぜる。

5. 蓋をし、冷暗所で1ヶ月以上熟成させる。(一日一回、木のスプーンでゆっくりかき混ぜ合わせる。)

*精油を入れていませんが、ハーブやスパイス、ブランデーなどが入ることで何とも言えない奥深い香りになりますよ。海外のお部屋のようなイメージの香り。笑

*出来上がったら、瓶から少し容器に取り分けて、お好みで色のきれいなハーブをのせてテーブルや玄関などに飾っても楽しいです。

 

自分で作るモイストポプリ、決まりはないので入れるスパイスを変えたり、アレンジして楽しんで下さいね。

 

※スパイス類はインターネットで手に入ります。

 

≪番外編≫

【食べられるモイストポプリ…?!】

塩と花びらで作り、見た目と香りを楽しむモイストポプリですが、

以前、レモン塩って流行りましたよね。レモンと塩を交互に重ねていく保存調味料です。

同じように、生のバジルと塩を重ねて、バジル塩を作れば、料理に使えて便利です。バジルは夏に収穫するのでまだ先ですが、たくさん育てたバジルの保存にもお勧めです。とっても香りのよい塩が出来上がります。パスタやスープ、オムレツ。なんにでも合って香りが楽しめます。

 

夏になったら、是非作ってみて下さいね。

この記事をシェアする