カテゴリー:ホットストーン・アロマボディ
6月
健康診断の季節ですね。
先日、年に1度の健康診断と婦人科検診に行ってきました。
女性にとって婦人科検診は負担もありますので、必ず一つご褒美を作っています^^
昨年は美味しいケーキとランチを帰りにいただきました。今年はランチは軽めで、代わりにデパートの花屋さんで壁飾りを購入しました♪
ささやかなご褒美作戦お勧めです。
さて、植物の恵みであるアロマ精油は、私達の身体に様々に作用します。美と健康の維持、増進を目的にアロマ精油を使用しています。
<気になる血圧と精油の関係>
はじめに精油の身体への作用ルートはおおまかに分けて3つあります。植物の香り、精油は「ああいい香りだなあ・・」だけではないんです。
1、 香りを嗅いで鼻(嗅覚)から脳へ香りの電気信号が送られます。脳で快、不快などの心の動きがあり、自律神経に作用します。
2、 香りを嗅いで、鼻から精油成分が肺に入り、毛細血管に取り込まれて血液中に入ります。血流にのり身体の各器官に作用します。
3、 精油をオイルで希釈して、肌に塗布することで、精油成分が吸収されて毛細血管に入り、血液中に入ります。血流にのり各器官に作用します。
精油の作用を勉強するときに、必ず出てくるのが、血圧が高めの人に「ローズマリー精油は禁忌と言うことです。
ローズマリー精油は、血圧を上昇させるのでしょうか。先日読んだある実験結果では血圧の上昇にはローズマリーが好きか嫌いかも関係していました。
ローズマリーの精油を嗅いで、
ローズマリー好きな人→血圧変化なし。
ローズマリーの香りが嫌いな人→血圧上昇認めた。
一つの結果ではありますが、すごく興味深かったです。しかし、アロマオイルトリートメントは微量ですが血管内に精油が入っていき、身体へ作用を及ぼします。
血圧が高めの人への、全身アロマオイルトリートメントには、私は使用しません。
しかし、ローズマリーは若返りのハーブとしても知られ、とても魅力的なハーブです。お好きな方は芳香浴や、生の葉を少量刻んでお料理に使うなど、されても良いと認識しています。
では、血圧が高めの方は、どのような精油がよいでしょうか。
*リラクゼーションや鎮静効果の期待できる精油がおすすめです。
・ 真正ラベンダーやスイートマジョラム、カモミールローマン、柑橘系の精油がおすすめです。これらも心地よい、好きと思えばいいですが、ラベンダーであっても嫌いな香りの場合、逆効果になります。一般的に言われる作用はありますが、ご自身の好みの香りを使用して、リラクゼーションに役立てて下さい。
血圧が低めな方は、鎮静系の精油ばかりを使い続けることは避けた方がいいです。
香りを嗅いでリラックスすることは身体にとって、とても良い事ですが、バランスに気を付けたいですね。
サロンでは、アロマオイルトリートメント前のコンサルテーションにて、お話をうかがいます。
お身体の健康状態や香りの好みなどをうかがって、当日のアロマオイルを一緒にブレンドしていきます。
その日の気分やホルモン状態により香りの好みも変わりますので、今日一番の気に入った香りでリラクゼーションしてください。
脳と身体がリラックスして緩み、疲労回復とリラクゼーションをすると、結果、身体の免疫が高まり、自然治癒力・恒常性の維持(本来自分自身が持っている、常に正常になろうとする、全体的な身体のバランスをとろうとする力)が高まります。
香りだけではない、アロマ精油の力を感じてくださいね。
※アロマオイルトリートメントは、治療目的ではなく、美と健康維持、増進の為です。通院中の方でリラクゼーションを目的にアロマオイルトリートメントを希望される方は、医師の承諾を得て下さい。