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サロンセラピストブログ

眠いのに、なかなか寝付けないのはなぜ?3つの方法で改善。

カテゴリー:ホットストーン・アロマボディ

2階の窓から見えるオリーブの実。

植えてから15年位になるオリーブの木。昨年初めて実ができているのを発見しました。もう実は出来ないのかなと諦めていたのでとっても嬉しかったです。けれど高い高い木の上の方で、昨年は眺めるだけ。今年は窓から高枝バサミで収穫して、リースにしようかな。実のなる植物は楽しみも増えていいですね。

 

 

【眠いのになかなか寝付けない】そんな経験はありますか?

このところ、夜は涼しくなってきて気持ちよく眠るのには最適な時期ですよね。この3連休は子供の体育祭、部活の遠征や大会と朝早くからお弁当作りをして、休みなのに早起きが続き、夜はすぐに寝付けました。

けれどまれに、睡眠時間も少ない日が続いているのに布団に入っても寝付けない、考え事や同じ記憶を何度もたどってしまう。そんな日もあります。

 

眠るということに対して、脳も身体も切り替えが必要です。

 

普段、心と身体共に健康に過ごしている時は、この切り替えが意識しなくてもスムーズに行われています。しかし、考え事、悩み事が大きくあったり、身体が冷え切っていたりすると寝つきが圧倒的に悪くなります。

眠いのになかなか眠れないのは大きなストレスですよね。そこで、眠りの3つのポイント!

①日中やること。②夜の過ごし方。③脳と心を整える。

1、 日中やること。

朝起きてすぐ陽の光を浴びる。1分でもいいから、しっかり太陽の光を身体にあてる。1分も時間がない人は10秒でもいいから、とにかく陽の光をあびる!カーテン越しでも大丈夫ですよ!太陽の光ってすごいですよね。目を閉じてカーテン越しに陽の光を浴びても目が覚めて、元気になります。

目が覚めるだけでなく、身体の中の体内時計がリセットされて、セロトニンと言う神経伝達物質が活発化します。このセロトニン→幸せホルモンとも呼ばれています。幸福感をもたらすだけでなく、眠りに不可欠なホルモン(メラトニン)の生成に必要なんです。つまり夜の睡眠のためには、日中のセロトニンが必要なんです。日中、陽の光を浴びることが必要なんです。そして、朝一で浴びると身体の中の時計がリセットされて気持ちよく一日過ごせますよ。

他にも、セロトニンは良いこといっぱい。(美容にも…仕事や勉強にも…不定愁訴にも…)また別の機会にお話ししますね。

そして身体を適度に動かすことで質の良い睡眠がとれます。食事も大切です。このセロトニンは食事からも作られます。セロトニンの材料となる食材は、牛乳、豆、ナッツ類、お肉などです。たんぱく質を含む食材です。必須アミノ酸の一つでトリプトファンが含まれます。身体の中で自分では作れない栄養素です。

「トリプトファンが→セロトニンをつくる→メラトニンがつくられる→睡眠 (+運動)」

 

2、 夜の過ごし方。

夜はメラトニンの量がだんだんと増えてきて、眠りを誘います。なので強い光を浴びないようにします。光はメラトニンを阻害します。眠る直前まで、パソコンやスマホの明かりを浴びると、せっかくのメラトニンが減ってしまいます。

身体を冷やさないことも大事です。温まった身体の体温が下がる時に入眠できます。ゆったりお風呂に浸かってリラックスすることは効果的です。しかし眠る直前の熱いお風呂は身体を目覚めさせてしまいます。お湯の温度は38℃~40℃位がいいですね。適度に温まり身体の体温が下がる時、タイミングを合わせると寝付きやすいです。

 

3、 脳と心を整える。

なんだか一番難しそう~。と思いますか?確かに、日々の生活の中で考えることは山のようにあり、心も常に穏やかでなんていられないですよね。脳を整える一番は睡眠なんですが、それがなかなか出来ないから困りますよね。疲れたなと思ったら積極的にリラックスして下さい。一杯のコーヒーやちょっとした甘いものもいいですよね。自分が好きなことが一番です。

中でも植物の力はすごいですよ。フィトンチッドと言う言葉を聞いたことはありますか?森林浴と言う言葉があります。森林に入ると、健康になったり癒されたり、リラックス、リフレッシュします。樹木からは化学物質のフィトンチッドが出ています。傷つけられた樹木が自らを治すために出す物質。殺菌力をもつ化学物質ですが、私達ヒトにとっては、大きな安らぎとリラクゼーション効果があります。森林の香り、木々の香り、いいですよね。

アロマオイルートリートメントに使用する精油の中にも、フィトンチッドが芳香成分の一部となっているものもあります。樹木系の香り、ヒノキやサイプレス、シダーウッド、ジュニパーベリーなどの精油を始めティートリー、オレンジ、ローズマリーなどなど。(カンファー、リモネン、メントールを含む精油にも含まれます)

自然の香りに触れて、心地よいと思うことで焦っていた気持ちや、追い詰められた気持ちが緩み、夜の寝つきの良さと深い睡眠へと導きます。

まとめ

セロトニンの効果で、眠りのホルモンがつくられる。幸せホルモンのおかげで脳の中の、楽しい領域が増えると、くよくよしない考え方、プラスの考え方がたくさんできるようになる。嫌なことをぐるぐる眠る前に考えなくなる。心や脳の整理には、睡眠が一番。そのためにはリラクゼーション。さらに良い夜の過ごし方で、眠れない夜を無くしてくださいね。

 

 

自然の香りを使用した、全身のアロマオイルトリートメントはタッチングの相乗効果による深いリラクゼーションが得られます。

 

 

 

 

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