カテゴリー:ハーブ、アロマ、精油
9月に入りまだまだ暑いですが、秋の気配を感じますね。
私は肌の乾燥が気になります。身体の中からは栄養で、外からは保湿してケアが必要ですよね。
先日、面白い形のカボチャをいただきました。少しくびれがあり、京都の方面のカボチャだそうです。
カボチャはビタミンが豊富で肌を内側から守ります。ビタミンエースとも言い、ビタミンACEや、ビタミンB群、βカロテンなどの栄養素が豊富な野菜です。夏場は冷たいカボチャの煮つけも美味しいですよね。だんだん涼しくなってきたら、煮物やグラタン、温かいスープも嬉しいです。
これらの栄養素は、肌を健やかに保ち粘膜を保護して、免疫力を高めます。
夏場の日差しや、日焼け止めの塗布は、肌に思った以上の負担がかかって、肌を乾燥させています。秋冬に向けて肌も一度リセットしてケアをしておきたいです。
写真は坊ちゃんカボチャグラタン。見た目以上に簡単に出来ましたよ。レシピサイトで検索するとたくさん出てきました。
夏の日差しで疲れた肌と身体を優しい味のカボチャで癒して下さいね。
外からのお手入れに、肌を健やかに保つボディスクラブレシピはいかがですか。
顔だけでなく、手や足も古い角質を取り除く事で、肌のごわつきが取れて、ローションや乳液が入り込みやすくなります。スクラブをした後は、必ずしっかり保湿しないと逆効果になりますが、優しいスクラブは、気持ちがいいですし、肌がつるつるします。
ヒマラヤ岩塩のサラサラしたタイプに、カレンデュラオイルと、アロマオイルを入れるだけの簡単なスクラブですが、なかなか良かったのでご紹介します。
《アロマボディスクラブ作り方》全身1回分位。なるべく1回で使い切って下さい。
・ヒマラヤ岩塩(サラサラしたタイプ) 大さじ3杯(肌の弱い方は、柔らかい砂糖に替えてみてください。)
・カレンデュラオイル 大さじ2杯(カレンデュラオイルがない場合は、オリーブオイルやココナッツオイルなどお好みで)
・精油 フランキンセンス5滴 パチュリ精油1滴(デトックスや肌の再生引き締め、血流促進効果や、バスタイムで落ち着く香りの精油を選びました。お好みでアロマオイルを替えてお楽しみ下さい。)
材料をすべて良く混ぜて完成。
(使い方)
傷などがない清潔な肌に、適量をのせる。肌が濡れている状態で使用する。入浴時がおすすめ。
例えば足の場合、膝、カカト、スネなどにのせ、手のひらでクルクルと優しく肌の表面を滑らせる。
※決して強く擦らないでください。
その後ぬるい温度のシャワーで流す。オイルのベタつきが気になる場合は、石けんを泡だてて、流して下さいね。私は全身をスクラブした時、お風呂がオイルで滑りやすくなったので、気を付けて下さい。湯船に浸かる時は、スクラブ前に入った方がいいです。スクラブ後は湯船に入らずシャワーで流してください。
お風呂上がりはとってもしっとりしますし、翌日もカサつきは無くなりましたが、乳液やローションで、保湿を必ずしてくださいね。
スクラブは気持ち良いですが、肌を傷つけないように、やり過ぎには注意して下さい。月に1回位のスペシャルケアでよいと思います。
このヒマラヤ岩塩スクラブは顔には使用しないで下さいね。顔の皮膚は大変薄く、デリケートな角質ケアが必要です。
ボディにおいても、個人差がありますので、ご自身には合わないと思った場合は使用をやめてください。ご自身の責任のもとで楽しくケアを行って下さいね。
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最近、桑の葉ハーブティーを飲んでいます。
桑の葉ハーブティー(マルベリー)は、小腸で、糖の吸収を抑えて血糖値の上昇を抑える優れたハーブティーなんです。ハーブティーは薬ではないけれど、その成分の特徴によって、薬のように驚くような性質をもつものがあります。
桑の葉ハーブティー(マルベリー)は、小腸で糖の分解を行う酵素α‐グルコシターゼの働きを阻害して糖の吸収を抑えるんです。
糖は分解されないと身体に吸収されないので、そのまま吸収されなかった糖は、大腸で善玉菌の一つであるビフィズス菌を増やして腸内環境まで整うらしいですよ。嬉しいおまけつきです。
同じような働きで「サラシア」と言う植物もあります。サラシアもα‐グルコシターゼの働きを阻害します。サラシアは成分サラシノール、桑の葉は成分デオキシノジリマイシン(DNJ)という成分がそれぞれ阻害する働きをするということです。
サラシアは飲んだことが無いですけど、桑の葉ハーブティー(マルベリー)はほっとする香りです。小さいころ住んでいた家の側に桑畑があったので葉っぱは見ていました。でも何十年後かに、その葉っぱのお茶を飲むとは思いませんでしたけど、馴染みがある植物です。桑の実も一度は食べたことある方多いのではないでしょうか。サラシアは、スリランカやインド、東南アジアなどが原産で、つる性の樹木からとられるみたいです。
糖の吸収を阻害して、急激な血糖値上昇を抑えて、インスリンの分泌も抑える。素晴らしいメディカルハーブティーです。ハーブティーは薬ではないですが、飲む薬や、サプリメントとの相互関係がありますので、糖尿病など疾病をお持ちの場合、またサプリを飲んでいる場合、ハーブティーとの併用は、お医者さんに確認して飲んでくださいね。
最近お腹周りが気になります。甘いものを食べる前とか、ご飯前に飲んだら良さそうですよね。
筋肉量が減ると基礎代謝も下がります。年齢とともに女性ホルモンの分泌量も減ってきます。女性ホルモンが減ると、内臓脂肪が付きやすくなってしまうんです。
女性ホルモンは、内臓脂肪が増えるのを抑え、骨からのカルシウムの流出を防ぎ、髪につやを与えてます。でも女性ホルモンは一生のうちにたったティースプーン一杯ほどしか作られなくて、更年期ごろから少しずつ減ってきます。
減っていく女性ホルモンは増やすことはできないので、そうなると何か対策しなくてはと思います。
ここ何か月かはステイホームで外出もほとんど無かったので、筋肉量も落ちたかもしれません。たまに腹筋とか足上げとか、wii fitヨガやったりしていました。ヨガってゆっくりした動きでもじわっと効いて、結構疲れるんですね。身体を動かすことは意識しないとなかなかできないです。あとはセルフマッサージは欠かさないように。
食物では、大豆イソフラボンですよね。意識して取るようにしています。女性ホルモンに似た働きをすることで有名ですが、運動をプラスすることで、骨密度が上がっていきます。大豆のドライパックは使いやすくて、そのままサラダにいれたり、スープに入れます。パルシステムの北海道ユキホマレ美味しいですよ。
あと、鉄分も特に大事ですよね。鉄瓶に注目しています。鉄瓶で沸かしたお湯はまろやかで、鉄瓶から出た鉄は身体に吸収しやすいヘム鉄(₂価鉄)だそうです。レバーなど動物性の鉄もヘム鉄で吸収されやすいです。
ホウレンソウや小松菜は鉄分が有名ですが、非ヘム鉄(3価鉄)で身体への吸収率は少なく、摂取するときはビタミンcと一緒に取ると吸収率があがります。野菜に含まれるビタミンcもありますが、さらにグリーンスムージーで摂取すると、レモンやオレンジなどのビタミンcと一緒に摂取できて美味しいですよ。
ハーブティーも古来からの伝承だけでなく、科学的なエビデンスが出てきています。メディカルハーブも面白いです。気になる方は、日本メディカルハーブ協会のハーブ検定もありますので、チェックしてみてくださいね。
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梅雨に入り、いっきに湿度がアップしましたね。
今朝は、さっぱりと冷たいグリーンスムージーを作りました。キャベツ2枚と、ゴールデンキウイ1個、中くらいのバナナ1本、ヨーグルト、はちみつ少しと、素材が凍ってなかったので、氷を2個入れました。
梅雨は身体が水分を吸収して、身体の中の水分も滞りやすくなり、むくみやすくなります。余分な水分は身体の疲れにつながります。
カリウムを適宜とるとむくみ防止になります。バナナやキウイに含まれるカリウムは、身体の余分な水分を排出する助けにになります。ビタミンや食物繊維もとれるし、キャベツには胃腸を整える働きがあります。素材だけで言うと一緒に食べるイメージは考えにくいけど、ジュースにするとおいしく、摂れます。葉野菜や果物を組み替えて、スムージーを作っていくと、失敗もあるけど、いろんな発見があって楽しいですよ。
身体の外側から積極的に身体の滞りを無くすには、リンパドレナージュがお勧めです。
全身のアロマオイルトリートメントでリンパに働きかけ余分な水分の排出を促します。植物のめぐみたっぷりのボタニカルアロマトリートメントで是非すっきりして下さいね。
サロンは6月15日より営業再開です。再開にあたってのお知らせがあります。どうぞご一読お願いします。→
新型コロナウイルス対策に伴う、サロンの取り組みと大切なお客様へのお願い
【梅雨とアロマ】
肌が潤って、動物も植物も潤う、恵みの雨。長い雨は、川の淀みや、ほこりや汚れを、静かに洗い流してくれます。梅雨の雨は大事な雨ですよね。
けれど、どっと押し寄せてくるような湿度は身体につきまとい、うっとうしく感じます。
アロマオイルを使って、少しは快適に過ごしたいです。
室内で困るのは、湿気やニオイ、カビなどですよね。
アロマオイルには、カビを抑制する抗菌、抗真菌作用のある精油がたくさんあります。
柑橘類に多く含まれるリモネン成分には殺菌作用や、抗ウイルス作用があり、香りも爽やかで使いやすいです。また、ティートリー精油やユーカリ精油、ラベンダー精油もお勧めです。イネ科の植物で柑橘ではないけれどレモングラス精油はレモン様の香りがします。レモングラスのシトラール成分にも抗ウイルス、抗真菌作用が期待できます。好みの香りの精油でリフレッシュして下さいね。
<梅雨時のアロマ精油活用法>
1.玄関のニオイ対策に、レモングラスや柑橘系の精油。
玄関は湿気が溜まりやすいので、重曹を置いて、その中にレモングラス精油を垂らします。レモングラス精油は靴の嫌なニオイを抑え、さらに虫が嫌う香りなので、やんわりですが、蚊が入らないように期待を込めて香らせます。また、香りは爽やかなレモン様の香りで、来客時にも対応できます。
2、カビを抑制するには、ティーツリー精油、ユーカリ・グロブルス精油、ラベンダー精油などなど。
抗菌、抗真菌作用があり、カビの発生を抑えます。アロマ抗菌スプレーを作っておくと便利です。
掃除の最後に空間にアロマスプレーを香らせたり、抗菌スプレーを布に付けて拭き掃除をしたり、掃除機をかける前に細く切ったティッシュに精油を直接垂らしたものを吸い込んでから、掃除機をかけると部屋に香りが漂います。
アロマスプレー1本分50mlの作り方は、スプレー容器に無水エタノール5mlを入れます。そこに精油を10滴程入れ良く混ぜて、さらに水45mlを入れて良く振り混ぜて完成です。
※無水エタノールが手に入らない場合は、水と精油だけでも作れますが、精油は水に溶けませんので、使うたびに良く振ってからスプレーして下さいね。
梅雨の時期アロマオイルを活用して、少しでもすっきりして下さいね。
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サロンは、6月15日より営業再開の予定です。営業再開にあたってのお知らせはこちらを一度見てくださるようお願いします。→営業再開のお知らせと大切なお客様へのお願いです。
3月末より長くお休みをしていたので、営業再開に向けてオイルや精油の準備をしています。
精油は開封後1年、柑橘系の精油は半年までに使用するのが望ましいとされています。過ぎてしまったものは、自分で急いで使いますが体には使用しません。植物の大切な恵みなので、無駄にはしたくないですよね。あまりたくさんの精油は常備出来ないのですが、メジャーなオーガニック精油から、ちょっと気になったオーガニック精油を20種類ご用意しています。
植物オイルは、おすすめの2種類。酸化しにくいオイルのオーガニックゴールデンホホバオイルと、オーガニックのマカデミアナッツオイルを常備しています。このオイルはフェイスケアやボディーケアに私自身、毎日使います。ハーブオイルの浸出油や、クリームを作るときにも使用しています。時間が経つとオイルは酸化してしまいます。ニオイがおかしくなっています。体にも害なので、酸化する前に、早めに使います。
今、ラベンダーの花盛りですね。個人的に一番使う精油は、ラベンダー精油です。真正ラベンダーと言う、ラベンダーです。香りも好きですが、その効能は素晴らしくて、抗菌、抗ウイルス、抗真菌、抗炎症、鎮痛、鎮静、血圧降下作用などがあります。
私は軽い火傷や打ち身、虫刺されなどにオイルに混ぜて使っています。(※精油は薬ではありません。使用される時は、ご自身の責任のもとで、お使い下さいね。)
手作り化粧水に入れるのもラベンダーが一番多いです。心と肌を健やかにします。青紫色の涼しげな花で、肌が整っていくんですよ。使うたびに心もすっきりします。夏に向けて、太陽で、ほてった肌を鎮めるのにもラベンダーで作るラベンダーローションは必需品です。
ラベンダーは種類がたくさんありますが、学名はlavendulaで始まります。このラバンデュラは、ラテン語の(lavo洗う)(lividus青みががった)が語源の一つと言われています。
サロンで使用しているラベンダーは【学名lavandula angustifolia アングスティフォリア】です。
体や心に知らずと溜まったものを、すっきり洗い流し、傷までも癒してくれる、そんなイメージのラベンダーです。
精油は香りの好みが大事ですが、精油の由来や、植物の色や形を思い描いて選んでみるのも楽しいです。
オーガニックの植物からとれた精油とオイルのみを使用して、オールハンドでの全身トリートメントをしていきます。
心や身体に要らないものを洗い流して、すっきりしてください。
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6月
先日ハーブオイルを仕込みました。
ハーブオイルとは、植物油にハーブを浸して、ハーブの脂溶性の有効成分をオイルに浸出させたものです。浸出油(インフューズドオイル)とも言います。ハーブエキスがたっぷりのオイルが出来上がります。
ハーブには有効成分が含まれていますが、水に溶けるエキスと、油に溶けるエキスがあります。ハーブティーとして飲むときには、水溶性の成分を頂くことになります。
ハーブは、水溶性と脂溶性で有効成分も変わってきます。(両方の性質をもつものもあります。ややこしいですね)それぞれ何を目的にハーブを使用するかで、抽出方法も変わってきます。(さらに脂溶性、水溶性両方欲しいときは、チンキと言ってアルコールに浸出させます。)
マリーゴールドの花の名前は有名ですが、ハーブとして有効成分があり活用できるのは、ポットマリーゴールドと言う名前のハーブ(薬草)のマリーゴールドです。カレンデュラとも言います。園芸用のマリーゴールドの花とは全く違いますので育てる時は注意して下さいね。必ず学名を確認してください。
学名【Calendula officinalis・カレンデュラ オフィキナリス】 和名【キンセンカ】 キク科植物です。キク科アレルギーの方は注意が必要です。
officinalisとはラテン語で、薬用の、と言う意味です。
カレンデュラの脂溶性の有効成分で私が求めているのは、カロチノイド成分の抗炎症作用です。皮膚の炎症を鎮める効能を期待してオイルに浸けこんでいます。皮膚・粘膜の修復、消炎、抗菌作用があり、古くから、皮膚のトラブルに用いられてきたハーブです。
これからの季節、虫刺され用のクリームや、肌のケアクリームを作るのにとても良いオイルが出来ます。
今回2種類のカレンデュラオイルを作りました。一つは、たっぷり600ml。カレンデュラ石けん作り用にピュアオリーブオイルでカレンデュラを浸けました。
もう一つは、クリーム作り用に、オーガニックのゴールデンホホバオイルをベースに、マカデミアナッツオイル、サンフラワーオイル、アルガンオイルを入れて作りました。
【自宅でハーブ&アロマを楽しもうNo.8】
≪常温で抽出する冷浸法のインフューズドオイル(ハーブオイル)の作り方。≫
清潔な煮沸した瓶にカレンデュラハーブを入れて、ハーブが浸かるくらいオイルを注ぎ、蓋をして2週間~3週間したらコーヒーフィルターなどで濾して遮光瓶に移し冷暗所に保管します。
※一日一回瓶を振ってハーブとオイルを混ぜます。昔は日の良く当たる窓辺で2週間置くと習いましたが、最近は、日の当たる窓辺に置くとオイルが酸化すると言われていますので、日の直接当たらない場所に置きます。
※ハーブの量ははオイルの5~10%程度がたっぷりエキスが出て良いと思いますが、ハーブによっては、かさが多いものもあったりと作りづらいので、ハーブがかぶる位のオイルの量で作っています。写真は石けん用には、オイルがやや多めですね。
浸けている間もカレンデュラのカロチノイド色素のオレンジ色がとてもきれいです。次回はこのオイルを使ってクリームを作っていきます。
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サロンは只今、休業中です。6月15日から営業再開致します。
再開にあたってはこちらをご覧くださるようお願いします→営業再開のお知らせ